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奇妙な声が聞こえるという精神的に不安定な姉ベサニーを思う主人公スミシー・アイドの切ない物語です。姉の死を知ったときに無意識に乗った自転車。走ることを忘れないでをいう姉の言葉を胸に東海岸のロードアイランドから姉の遺体の待つカリフォルニアへの旅がはじまります。
途中いろいろな人に出会い、くたびれた容姿から誤解を受けることが続きます。それは姉の感じていたきもちを追体験するようでもあります。誤解に反発もせずそのまま受け入れてしまうスミシーの様子は聖者のようにさえ見えてきます。
そんなスミシーへ愛情を電話でうまく表現できないノーマと、気の利いた受け入れ方のできないスミシーの不器用な関係は歯がゆくもありほほえましくもあります。
物語は姉が死に至る過程と冷凍保存された姉に会いに行く旅が交互に描かれ、最後にふたつの物語が結ばれます。スミシーとベサニーが心の中でひとつになる瞬間。
全体に性的な設定がなければと思うところが多々あります。ベサニーの奇行もそうですし、スミシーの女性への関心も気になるところ。いずれも大意はないと思うのですが、だから余計に気になります。それと43歳にして子供のような振る舞いのスミシーっていったい何者と思うところも。

[本▼▼▼▼▽]
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2006.10.02 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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