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デイヴィッド・ベズモーズギス

著者はユダヤ人として、旧ソ連ラトヴィア共和国リガに生まれた人。
その後カナダへ移住し、トロントで育った。
小説もほぼ同じ設定で書かれています。
こういう境遇に置かれた人が書いた本を読むのはじめて。
ユダヤ人、ロシアなど、これまでにないないリアリティを感じる小説だった。
表題作の「ナターシャ」をはじめ、いずれも抑制された筆致に覆われたあふれんばかりの感情を感じさせる作品。
チェーホフの再来として大きな話題となったらしいけど、なるほどと思わせる。
いままでにない人生の美しさを見せられました。
抑うつされた世界のすべてを始めて知ったような気がします。
「ナターシャ」は、いつまでも心に残るような名作だと思います。
これだから海外文学はやめられません。

クレスト
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2005.05.28 | 本  | トラックバック(1) | コメント(2) |

こんにちは。TBどうもありがとうございます。

いわゆる移民文学には、直接移住を経験した世代と移住先で生まれた世代との対比を描いた作品も多いのですが、この作品は、自身、移住を経験した者としてのベズモーズギスの視線に、家族や同胞への慈しみが溢れていて、そこに、哀しいだけではない、なんとも言いようのない温もりが感じられました。強く印象に残る作品です。

こちらからもTBさせていただきました。

2005.06.13 14:18 URL | 佐吉 #oVGqyNJs [ 編集 ]

佐吉さん、こんにちは。
移住した人にしかわからないことってきっとたくさんあるんでしょうね。
言いたくても言えない、でも溢れるほどの思いはある。
そんな気がしました。
佐吉さんの言われるように、悲しいだけではない温かい気持ちが感じられるようでした。
抑えた筆致だからこそ余計にそれを感じさせるのですね。

2005.06.13 21:02 URL | uota #ogz9v/Dw [ 編集 ]












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ナターシャ / デイヴィッド・ベズモーズギス
ナターシャデイヴィッド ベズモーズギス, David Bezmozgis, 小竹 由美子2005 新潮社バルト海に臨む小国ラトヴィアでは、第二次大戦中のナチス・ドイツの占領下で、またその後再併合されたスターリン政権下のソ連で、多くのユダヤ人が迫害を受けてきた。デイヴィッド

2005.06.13 14:16 | プリオシン海岸 -佐吉の読書夜話-

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