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FUTON

エルンスト・H・ゴンブリッチ (著), 中山 典夫 (翻訳)

歴史ロマンにあふれる一冊。
出版された当時から世界の多くの子供たちがこの本をプレゼントされたという。
なんとうらやましい話だろう。
70年を経た今でもまったく古さを感じさせない。
普遍的な魅力を持った本です。

寝床についたときに、両親から読み聞かせられるようなやさしい語り口。
人類の創世記から現代に至る壮大な流れに身をゆだねるようです。
古代より延々と連なる人間の営みに深く感じ入ります。
決して詳細なデータを羅列するものではなく、命そのものの繋がりを感じさせる本です。
閉じられていた目を開かれたとき、眼前に果てしなく続く広大な世界がフラッシュバックするような快感さえ。
この年になってはじめて歴史の楽しみを教えられたような気分です。
この本を読むと受験のための歴史の授業がどれほど意味のないことかよくわかりますね。

ヨーロッパ、中東あたりの歴史を中心に書かれていることと、本自体の値段が高いのが気にはなりますが、一人でも多くの人に読んでほしいとてもすばらしい本です。
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2005.03.12 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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