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水木 しげる

水木しげる本人のキャラクターに加えて、あちこちでの発言を日めくり風にまとめた本。編集者とのの二人三脚でつくりあげた作品ですね。
とりたてて水木しげるの言葉に癒されるということもないのですが、自分の生きかたを照らしてみると考えるところもある。急がず自分時間でということかな。ただ、それほど深遠なものでもないところがこの本のいいところ?
本書を読んでイメージする水木しげるは、寝るのが好きで精力旺盛な自由気ままなじいさんという感じ。根底には生死をさ迷った戦争体験があり、人生観に大きく影響していると感じる。人間が人間でなくなるような南国の戦場で精霊を感じたのだのだろう。
鬼太郎を書いたときは、著者が「霊の依り代(よりしろ)」のようなものを探していたのだそうだ。なるほどと思った。この人の真髄は、とぼけたテイストの本にまとめるのではなく、人生感と精霊を語った本のほうが圧倒的におもしろいのではないかと思った。

10月17日
妖怪というのはね、
くだらんものを一生懸命見る努力をして、
見えないものを無理やり見るということなんです。


そいうことなのだと思う。

[本▼▼▼▽▽]
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2006.03.21 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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