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志水 辰夫

解説によると人生の終盤に至ったときの人々の生き方を描いた短編集とのこと。言われて見るとその通り。生きてきた過程をそれぞれの形で総括するのだけど、いずれも暗い影を背負っている。明るさなんて微塵も感じられない。耐えてこらえた人生にどういう決着をつけるか。もしかすると、だれしもが行き当たることなのかもしれません。
この短編集は暗いことを除けば、とてもうまさが際立つ短篇集です。年輪を重ねた熟練の技を感じます。
きになるのは、あとがきに書かれた著者の文芸出版への絶望感。著者が作家としてどういう決着をつけるのかが気になります。それともこの作品集がその答えだったのでしょうか。

[本▼▼▼▼▽]
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2006.02.12 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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