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J.M. シング

アラン島というのは、アイルランドの西の端にある小さな島。アランセーター(フィッシャーマンズセーター)で有名な島です。
岩だけの島に土地をつくり、ジャガイモを育てたといいます。男たちは、家ごとに模様の異なる手編みのアランセーターを着て漁に出、女たちはペチコートをまとい、糸を紡ぎセーターを編みます。そして、ケルト人の古老がゲール語で幻想的な文学を語り継ぎます。風の音とともにイーリアン・パイプの音が聞こえてくるようです。
自然と人との境目のない世界を感じさせる魅力的な紀行文学でした。厳しい自然であればこそ、人が自然と一体化していきます。こういう島に住まざるを得なかったケルトの歴史を感じさせ、世界に広がった文学の原点を感じさせてくれるます。
翻訳はとてもなめらかで、いいような悪いような...現代的な訳でなく当時の翻訳で読めたらなた違った味わいがあるかもしれません。

[本▼▼▼▼▽]
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2006.01.14 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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