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FUTON

橋本 治

いろいろな女性が出てきます。
自分の子供を見捨てる26歳の母親。
結婚しない26歳の女性。
母親を求め続ける19歳の女性。
定年退職直後の夫を殺された58歳の女性。
夫の実家に入って舅と姑にぶつかる37歳の女性。
母親が怪我をしふるさとに帰った57歳の女性。
華やかな蝶は女性か、彼女たちはいったいどこに向かうのか。

これが現代の女性の断片だとしたら、どう受け止めればいいのかよくわかりません。
何かに病んでいたり、何かを見失ったりしているのはわかるのですが、なにがどうおかしいのかをはっきりとつかめない。
これを女性が読んだらどういう感想を持つのだろう。
きっと女性は読まないのだと思うけど。

ただ、こういう形で現代に鬱積しているものを切り取ってみせる業はすごいのかもしれない。
誰もがうまく見せられない人生の奥深く潜むものをつまみ出してみせるすごさか。
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2005.03.28 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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