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NHK-BSの週間ブックレビューで、作家の馳星周さんが『ベスト・アメリカン・ミステリ』を紹介しながら、短編のおもしろさや重要性を訴えていた。
作家にとっては長編と同じぐらいの労力を要するのに、評価が低いということ。本離れから本に戻る契機になるのではないかということ。余分をそぎ落とし、緩みやミスがない世界は長編に勝る世界であるということ。短い時間で楽しめること。
そんな短編をいつかは出したいという馳さんに対して、それを認めないのが出版社という話でした。それは読者が望まないということにもなるのでしょうが、中毒系読者が全体としての活字離れを促進している気がしてならないのは私だけでしょうか。アメリカにはそれを許容する文化とそれに見合う短編があるという話を聞くとうらやましくさえあります。
すべての話がわが意を得たものでにやにやしながら観ました。そのあと特集で紹介された本が、『水滸伝全19巻』というのも、なんとも皮肉な話ですが、北方謙三氏も言葉を厳選してきちんとした短編を書ける技量が、破綻のない長編を書く上で重要だと言われてました。実際、そのためにときどき短編を書くとのことでした。
ちなみに今読んでいる村上春樹の新刊も、奇想シリーズの『どんがらがん』のいずれも偶然にも短編です。
短編っていいですね。
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2005.11.20 | 雑感 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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