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長崎乱楽坂

吉田修一

吉田修一という作家にはぞっこんなので、良いも悪いも何の疑いもなく読んでしまいます
表現されているところの後ろにあるものが多く、行間の余韻のようなものをあれやこれや感じられるのがこの人の小説を読む楽しみかな
抑えられた感情と淡々と描かれた事実描写の背後にいろいろなことを感じるんですねぇ
ストーリー構成もとっても上手

今回は著者のふるさと長崎を舞台にした極道の生活を描いた男の世界
その世界になじめず離れで自殺した哲也と甥で主人公の駿と弟の悠太が物語の中心となります
駿を取り巻く大人の世界が彼の人生を作り上げるように描かれていきます
うまいなぁ
読後感は「兵どもの夢の跡」
ちょっと中上健次を思い出すような作品でした
また、吉田修一さんに惚れ直しました
【追加コメント】

先週の日経新聞の「長崎乱楽坂」書評に中上健二のことが触れてありました
やはり中上健二を今風しにた匂いをかんじさせる作品なんでしょうね
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2004.06.13 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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