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ユリシーズの涙


図書館の本棚を見ているときに偶然目にとまった本
まず、タイトルの「ユリシーズの涙」に引かれ、みすず書房らしい装丁とモノクロームの写真を使ったおしゃれな表紙に興味を持った
中身を見ると犬のことを書いたエッセイだというのに、やたら多くの作家や知識人の名前が出てくる
ボーボワール、リルケ、フロイト、サルトル、トーマス・マン、デカルト、ルソー...あげればきりがない
帰って読んでみると、どうやら小説や歴史から犬にまつわる話を引用しているみたい
犬好きのフランス人の生活に、知識人らしい話題がほどよく味付けされている
フランスで犬好きの人へのプレゼントに使われたというのも分かる気がする
手元に置きたくなるような本です

本書のタイトルはユリシーズが帰還したときに流した涙が老いた飼い犬アルゴスに向けてのものだったということに由来しているのだとか
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2004.06.20 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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