FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |

少年A 矯正2500日全記録


酒鬼薔薇の名で少年が起こした神戸の連続殺人事件がおきてすでに7年
少年犯罪の論議がされるきっかけをつくり、その後国家プロジェクトにもなっている
当時14歳だった少年もすでに20歳になる

本そのものはとても読みやすい内容になっていますが、つきつけられるテーマは時代の暗部を白日の下にさらす
事件直後には人格に破綻をきたし死を望んでいた少年が更正していく様子が痛々しくすら感じられる
本当の愛情を交わせていなかったことの空しさに心が痛む
とても他人事とは思えない話しだ
あまりの切なさに読んでいて思わず涙を流しそうになってしまった
ほんとうの更正などしていないという声も聞こえてくるけれど、これが事実であることを十二分に感じられるほど、家族の問題、社会の問題に現実の姿を感じる
更正を担当する教官の苦しみもひどい、少年院の同僚との関係も考えさせられる、家族の苦悶も想像を絶する...
犯罪者を糾弾したり、更正方法を考える前に社会の問題をもっともっと考えていかないといけないと痛感させられました
少年や少女による犯罪が毎日のように報道される昨今、問題は何も解決されていない
同様の少年少女犯罪に対する見方が変わりそうです
出口の見えない暗闇ながらも、一筋の光がみえるような読後感がもてるのが救いです
読んでよかった

この本を読んで、保護司をしていた祖母のことを思い出した
祖母を訪ねてきていた少年たちは何を話していたのだろう...
スポンサーサイト

2004.07.03 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://slowfish.blog9.fc2.com/tb.php/661-ffed9633

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。