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マイケル・ウィンターボトム

ほんとうの戦争は戦時と日常が表裏一体のところにある。戦争を特別のものと思わない感覚が大切だと思う。異常な戦時状況だけにすべてを閉じ込めておけない日常があることをわすれないようにしないといけない。

銃弾の中を走るカップル、髭剃りのための水を命をかけて運ぶ男、教会の前で射殺される花嫁の母、となりの建物が曲射砲の攻撃を受ける孤児院、脱出するバスから一人連れ去られる乳児...

この映画には、悲惨という言葉でおさまりきらない世界がある。町の壁面に書きなぐられた『ウェルカム・トゥ・サラエボ』という文字を見たとき、地獄という言葉が頭に浮かんだ。そこは一度入ると二度と出てこられない世界。善悪や真偽の区別すらもない町。そんな町に歓迎するメッセージに、そこを出られない人々のあきらめと苦悩を感じる。

取材よりも一人の命を救うことを選んだ記者と母国と母親を捨てた少女。どうにも整理しきれないもどかしさが残る。こんな理不尽な人道支援がなされる状況をどう理解すればいいのか。わすられない映画のひとつになった。

[映画▼▼▼▽▽大盛]
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2005.11.09 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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