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森 絵都

厳格だった父親を亡くしたとたんに、思いもかけない女性関係が発覚する。必ずしもうまくいってなかった父子関係。父親のほんとうの姿を知るために、佐渡へわたることにした3兄妹。
このあたりまでは、前作にはないかなりアダルトな性描写もあり、ちょっと意外でした。

家族の関係というのは、よくよく考えてみれば必ずしもお互いにすべてを知り尽くしているわけでもないですね。それは、親子の確執による場合もあるし、仲むつまじい兄弟の間であっても少なからずあって当然のものかもしれません。
あると信じきっていたり、無意識のうちにとらわれていた親や兄弟からの呪縛は、きっと誰にでも思い当たるものがありますよね。それに気づき、自分自信のこととして考えられるときに”大人”が始まるというやつでしょうか。親の問題と思っていたことが、自分自身の問題と置き換わる瞬間ですね。
家族に育てられ、家族から離れ、自分の家族を持つことになる人生の節目が軽やかに画かれています。
ルーツ探しは、常に自分探しに重なって行くという人生の王道ですね。

森 絵都さんの家族への暖かいまなざしを感じる一編です。
今回も、女性向けと思われる仕上がりでありました。
男との違いのひとつは、家族への向き合い方の強さの違いなのかな。
男なんて所詮一匹狼ですからね。

記憶にある親の年齢を超えるたびに、その当時の親の心境に思いをはせるこのごろです。

[本▼▼▼▽▽汁だく]

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2005.11.07 | 本  | トラックバック(1) | コメント(2) |

uotaさん、こんにちは。
いきなり冒頭からアダルトな性描写には驚きましたね。
「大人向け=アダルト」じゃないはずなのに…
と思いつつ読んでいたら
最終的には森絵都さんらしい作品になっていたので安心しましたが。

>男との違いのひとつは、家族への向き合い方の強さの違いなのかな。

ああ、これは目からウロコです。
そっかあ、なるほどそうなのかもしれないですね。

2005.11.09 07:11 URL | 四季 #Mo0CQuQg [ 編集 ]

そうなんです。
男は極論で言うと家庭に向かない動物です(笑)
たぶん、自分のアイデンティティの取り方が違うと思います。

2005.11.09 22:37 URL | uota #ogz9v/Dw [ 編集 ]












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