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阿修羅ガール


好きでもない佐野明彦との関係に自虐的な主人公の愛子。
その佐野がみんなの前から突然姿を消し、直後に身代金を要求する脅迫状が届く。
一方、好きだったと気づいた金田陽治とはただの友達以上に一歩も前進なし。
そうこうするうちにウェッブサイト「天の声」への書き込みがエスカレートし、中学生同士が殺しあう調布アルマゲドンに突入。
襲われて意識不明になった愛子は、吉羽さんの三つ子を殺害した大崎英雄が創造したグルグル魔人となぜか意識が一体化。
生死をさまよう状態から、陽治と桜月淡雪によって生還するが...
こんなような話でしょうか?

作者は調布在住らしく、作品の舞台が調布周辺になることが多いようです。
陽治君の住まいがつつじヶ丘という設定ですが、以前住んでいたこともあって親近感を感じました。
調布を流れる野川の上流にある永観寺に小山嘉崇の手による阿修羅像があるそうですが、これが物語のモチーフとなっていることもあって、ますます身近に感じてしまいました。
そんなこともあって、思いのほか楽しめました、というよりはまってしまったというのが率直な感想です。
さらに、この舞台設定以上に引かれたのが最近の中高校生の言葉。
作品全体が会話調になっているのですが、この言葉が洪水にように押し寄せてきて、不思議なリズム感に酔いしれてしまいました。

少し前に大人計画の松尾スズキが書いた「フクスケが往く」を読みまししたが、あの作風と同じ色合いを感じました。
これはほとんど同じノリといってもいいのでは?
もしや舞王は宮藤官九郎というのが我が家の恐れを知らない憶測...ほんとかな(笑)
しかし、思いのほか楽しんでしまった私は何でしょう。
これは直木賞でもよかったかもと思ってしまいました。
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2004.08.08 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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