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ラスト シネマ


映画小説のようなタイトルですが、内容は人の間で生きるということをいろいろ考えさせるようなものです。
決して重苦しいものではなく、少年時代の郷愁を誘うような語り口でさわやかささえ感じます。
若くしてふるさとを離れた雄さんは、映画俳優になる志半ばにして癌に倒れます。
そして、療養のために戻った故郷の病院で、9歳の少年哲太との交流が始まります。
交流といってもほとんど哲太の見たことが綴られているだけ。
田舎を出る前の雄さんを知る大人たちの様子とか言ったこととか。
ただ、そのひとつひとつが静かに染み通るように心を打つんですねぇ。
この感覚は何だろう。
短い物語の中に、生まれて、生きて、死んでいくことをのすべてが語られているような不思議な味わい。
「この世界の、見えないものを見る目を持て、そうすりゃ人生は多少マシなものになる」
お父さんの言葉が心に残ります。
いい話でした。
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2004.08.01 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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