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週間読書人」に選考の経緯について書かれていたので転載します
芥川賞のほうはわかったようなわからないような(笑)

まず最初に芥川賞が決定し、発表の席には選考委員の黒井千次氏が現れた。今回は、栗田有起、舞城王太郎、モブ・ノリオ氏の三作が残り、三回目の投票で、モブ・ノリオ氏が過半数を得て授賞が決まったというが、三作ともそれぞれに選考委員によって賛成意見と反対意見がはっきりと出たそうである。
「モブ氏を推す意見としては、介護といういまの大きな社会問題を道徳的責任や美徳といった点から取りあげるのではなく、大麻常習者の主人公といういわばはみ出した人間が祖母を介護するという自然発生的な人間の感情からくる介護が描かれていて、細部のリアリティがしっかり描かれているというものだった。
ラップ調の文章に対しては疑義も出たし、傷はいろいろあるが、全体として作者の怒りによる文書のエネルギーが伝わってきた」と述べた。
続く直木賞の発表で選考委員の井上ひさし氏は、「最初の投票で奥田氏と熊谷氏にほぼ万票に近い同じ点数の最高点が入り、一回目の投票で決まったような感じだった」と語り、奥田氏の作品については「前作では精神科医の主人公を訪れる患者は普通の人たちだったが、今回は空中ブランコ乗りや作家などのいわゆるスターたちで、患者の症状を演じている主人公の動きも激しくなっていてそれが大変な風刺にもなっている。とにかくげらげら笑いながら読んだ。こうした才能を認めないと直木賞の存在価値がない」と延べ、熊谷氏の作品については、「古めかしいと言ってもいいぐらいのどっしりした文章で、熊と人間の関係の描き方に、宮沢賢治に象徴されるような東北の人が持っている生き物への感覚があった。これは準神話であると言える作品で、古そうでいて、いま書かれるべきマタギ小説だった」と両授賞作を高く評価した。

余談ですが、来週の「週間ブックレビュー」のゲストは直木賞の熊谷達也さんだそうです
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2004.07.22 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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