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ぼくは悪党になりたい

笹生 陽子 (さそうようこ)

この人も児童文学から出てきた人なんですね
最近青春小説と呼ばれるものに興味が薄れてきていたんですが、たまたま勧められて読みました
読んでみると、これが思いのほかおもしろい
とにかく登場するキャラクターが最高
17歳の高校生兎丸エイジはもちろんのこと、脇役になる友達羊谷君、弟で小学3年生のヒロト、奔放な母親ユリコ、謎の杉尾さん、羊谷の彼女のアヤ、チイ(これも登場人物)、みんなおもしろすぎる
彼らのかわす言葉のやりとりが最高に楽しいですね
軽快な落語でも聞いているようなノリのよさも感じます
ストーリー設定も一見特殊なようでいて、まったく違和感なく受け入れられるのはプロットのうまさということなのでしょうか
小品なのですぐに読めてしまいますが、こんなにさわやかで満足感の得られる小説も久しぶりです
児童文学作家というのはなかなか侮れない人たちですね
恐れ入りました(絶賛!)
本屋大賞系の女性読者に好まれそうかな

ずっと先送り中の「ギルバート・グレイプ」もそろそろ見ておかないといかんですなぁ
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2004.07.19 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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