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世間の目


こんなにおもしろい社会科学系?の本を読んだのは久しぶりです
テーマは「世間」なんですが、この日本独特の小社会のしがらみがほとほといやになりました
しがらみだけならまだしも、本質的な問題はそこに個人もなければ自己決定もないこと
気がついたらそうなってしまっている怖さでいっぱい
最近話題になった自己責任なんて愚の骨頂
そんな概念は日本にはほとんどないのではと疑いたくなりました
欧米がすべて正しいとは思いませんが、日本には社会もなければ個人もない幻の近代化を見ているだけなのかも
ミシェル・フーコーによると、西欧での個人の概念が生まれたのはキリスト教の「告解」という制度に基づくそうで800年ぐらいの歴史があるらしい
物まねの近代化は、物にこそあれ、精神面はまったく旧態依然なのですねぇ
「利己主義」と「個人主義」を取り違える若者たちも所詮井の中の蛙だったのね

 お中元の習慣
 死の自己決定
 学校のいじめ
 生まれ(家)
 少年犯罪
 親子のつながり
 人権なし
 名刺交換
 敬称や呼称
 プライバシーなし
 心中(集団自殺)
 ケータイの狭い社会
 カオナシのネットワーク族
 車中で注意しない人たち

全部「世間」のつくる世界
もう自虐的なほどに感動してしまいました(笑)
こんなこどもの国日本の進むべき道はどこにあるのかなぁ
経済だけ肥大化した国に生活することのはずかしいさ

とても読みやすい本なのでみなさんも是非読んでみてください
もちろん「世間」の批判に対して反論を持たれる方もいらっしゃると思いますが、圧倒的な説得力をもった本です
「世の間」だけに生きない立派な「個人」になりたいものです
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2004.07.13 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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