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山路 和広

渋谷系古本屋なんていうものがあるのかどうかわかりませんが、フライング・ブックスは紛れもない渋谷の今風本屋さん。
山路和広さんの、本だけにとらわれない交友には驚きを隠せません。
この本におさめられた、幅広い情報量がそれを物語っています。
店名の『フライング・ブックス』は、「楽しさ、明るさ、軽やかさ」などから漠然と出てきた言葉だとか。
本に乗って(読むことによって)、人は空間だけでなく時間をも超えて、違う世界に飛んでいくことができる。海外から文字通り空を飛んで集められた本が並ぶ。スカイダイビングの教官に言われた「空飛ぶ古本屋」という言葉が気に入っていた、などの複数の意味がこめられているそうです。
コンセプトはCCCのコピーのようで、意外にはっきりしていないというのが率直な印象です。
古本店の運営ノウハウもまだまだ勉強中らしく、思ったほどは深くないみたいですね。
この方のすごさはCCCに始まる交友関係の広さに尽きます。
この財産を生かしてなんだかわからないものが次々に生まれているような可能性を感じさせます。
それと自分にないものを学び取ろうとするパワーもすごい。
ただ、器としての古本屋は、正直まだあまり見えてこないところもあります。
イベントのための可動什器やコーヒーコーナーなどもやや無理があるような気がしないではないですね。
予算の関係もあって、お店の器自体やロケーションはあまりいいとは言えないかもしれませんが、新しい古本コンセプトショップに期待したいところですね。
とくに、リアルの世界でのメディアミックス・スペースとして、そちらに関心のある人にとってはおもしろいのかもしれませんが。
品揃えはビートジェネレーションあたりを売りにしようとしているようではありますが、それがどれほどのものなのかは私にはよくわかりません。
ゲーリー・スナイダー、アレン・ギンズバーグ、グレゴリー・コーソなどの詩人周辺ということでしょうか。
この方も、有名なシティ・ライツが目指すお店みたいですね。
本に関しては、ジャンルこそ違え、先日読んだ「COW BOOKS」の松浦さんのフォロアーという印象もあります。
この本から得た予想外の収穫は、再販での新刊流通を中心にスレオタイプとなっている既存書店と異なり、自由な仕入れと根付け、お店のカラーなどが出せるセレクトショップ的な可能性です。
音楽のインディーズのような展開が書店であるとしたら、古本屋さんだと思いました。
それも、著者のような若い感覚が道を切り開くように思います。
もうひとつの収穫は、古本ならではの世界に触れられたこと。
素人に近い著者とともに古本の世界に入っていく気分を楽しめます。
新刊本の世界にはない古本独自の仕入れやネットワークはとても興味深いですね。
洋書会太市、明治古典会、ぐろりあ会、東急東横店大古本市...

古書日月堂
甘露書房

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LEICA M6TTL ELMAR-M 50mm F2.8
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[本▼▼▼▽▽]
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2005.09.07 | 本  | トラックバック(2) | コメント(0) |












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『フライング・ブックス―本とことばと音楽の交差点』
渋谷に以前からある渋谷古書センター2階に2年前にできたFlying Books。一回だけ行ったことがあるんだけど、80年代のフリスビー特集のPOPEYEに惹かれながら、何も買わないで帰ったな、たしか。この本は社長の山路さんの2005年1月29日から2004年1月15日までの日記とFlingBooks.

2005.09.10 05:04 | ☆21st Century Comedy

20050812 明和電機・フライング ブックス・『メイド・イン・USAカタログ』
20050812 『明和電機 ナンセンス=マシーンズ』(土佐信道 NTT出版 2

2005.09.11 18:15 | 田 原 書 店

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