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田口 ランディ

田中ランディさんの本はコンセント以来4何冊目ぐらいだろうか。
なんとなくご本人のお人柄はわかっているつもりです。
今回の作品はいつになくいいという声を耳にしたので読んでみました。

内容は前作あたりとそれほど違うものは感じなかった。
いや、前作よりも自然崇拝が強く出ているというほうが正しいかもしれません。
信仰自体は嫌いではないけど、この本に描かれるものはどうも自分の膚に合わない。
シャーマンを介する霊といわれるものへの抵抗もある。
田中ランディさんの第三者的な視点に物足りなさを感じるのかもしれない。
もちろん興味本位で書いているというわけではなく、彼女自身の生活が心のよりどころを得られないまま揺れ動いているからなのだろう。
そういう彼女につきあうことにちょっと疲れてしまう。
痛いほどの人間性は感じるんですけどね。

民族学などには関心があるものの、この作品に今ひとつ入り込めないのは、自分自身が心から精霊を受け入れるほどの心境にないということもあるのだろう。
シャーマニズムなどと言わずに、もっと素直に自然を崇め愛するだけでいいような気がします。

「ドリームタイム」というのはアボリジニの生き方に関わることばだそうで、すべてにおいて祖先の精霊とつながっているという考え方だとか。
信仰心をもって想像の世界で生きていくという人生そのものなのだそうです。
少なからず、昔はみんなそうだったんですよね。
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2005.04.24 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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