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堀江 敏幸

堀江さんが買い集めたものたちに添えられた短文エッセイ。
先日読んだクラフト・エヴィング商会がないものを創作しているのに対し、こちらはあるものからさまざまな創造を膨らませる。
登場するものたちはフランスにまつわる”もの”が多く、旅に誘われているような気分にもなります。
読みながら、使うものではなく、いろいろな記憶を呼び覚ましてくれるようなものもいいなぁと思いました。

この本を読んで、スライドの映写機がほしくなりました。
ほの暗い部屋で白い壁や布に曖昧に揺らめくように映される映像は、いろいろな夢を見させてくれるのではないかと。
紙やディスプレイにはないぼんやりした光と映像がとても気持ちよい世界につれて行ってくれそうな気がします。
小さなポジフィルムから幻のように映し出される、デジタルにはない温もりを楽しめそうです。
自分が撮ったものではなく、遥か昔の知らない誰かが撮ったスライドを映していろいろな創造して楽しむのもいいなと思います。
偶然手にした1枚のスライドに古のロマンを感じたりするのも一興かもしれません。
中古スライドなんてどこかで手に入るものなのでしょうか。
骨董品屋さんを探してみるのもおもしろいかな。
この本を通じて、骨董の世界を少し垣間見たような気がします。

[本▼▼▽▽▽]
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2005.08.26 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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