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ポール・フェイグ

多和田葉子の『旅をする裸の眼』を読んで、カトリーヌドヌーブの出演する映画をなんだか見たくなった。
手元にあるDVDを探したところ、運良くトリュフォーの『終電車』を発見。

1942年、ドイツ占領下のパリでモンマルトル劇場を営むルカ・シュタイナーとマリオン。
女優をかねるマリオンはユダヤ人の夫マリオンを国外に逃がそうとするのですが、情勢が厳しくなり国外への脱出が困難となります。
仕方なく劇場の地下室にルカをかくまうことに。

このあたりまではよくある想定ですが、表に姿を見せられないルカにとって、ユダヤ人の状況を一方的に批判するメディアの報道はしだいに耐え難いものとなります。
一方マリオンのほうも、舞台練習とはいえ、マリオンに思いを寄せる新人俳優のベルナールとの演技を舞台下のシュタイナーに聞かれ、姑のごとく演技を指導されることに違和感も感じはじめることに。
そして、舞台の上と下での不自由な関係が二人の間に意外な結末を呼ぶことになります。

まさに大人のための恋愛映画です。
タイトルの『終電車』は、夜間禁止令の敷かれる中、終電車までに帰らなければならないという当時の情勢を表しているものです。
占領下にあって演劇を楽しみとしたフランス人の余裕さえ感じさせます。
ストーリーはもちろんのこと、懐かしい色合いの映像や当時流行ったシャンソンなども楽しめるいいフランス映画でした。
セザール賞を総なめにし、カトリーヌ・ドヌーヴの代表作ともなっているそうです。
それにしても、ドヌーブの美しさは特別ですね。
『旅をする裸の眼』の主人公が、彼女の作品の中で彼女に会うことを楽しみにしていたというのもわかる気がします。
あれはカトリーヌ・ドヌーヴに捧げられた小説だったのかもしれないとさえ思えてしまいます。
それほどに艶やかな女優さんです。

[映画▼▼▼▼▽]
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2005.08.22 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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