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アントン チェーホフ

これでチェーホフの戯曲4部作を読了。

この『桜の園』も他のものと同様に地方で暮らす家族の物語。
古い貴族の時代から新しいブルジョワジーへの転換が数日の出来事として描かれています。
物語は、百科事典にも出ているという美しい桜の園を借入利息支払いのために競売にかけられるという設定。
夫の死別で新しい恋人のいるフランスに移り住んだ当主ラネーフスカヤ夫人が不在にしていた5年の間に、幸せだったはずの人生と貴族の時代は大きく変わってしまったというお話です。
浪費で没落するラネーフスカヤとかつて農奴だった富裕な商人のロパーヒンの対比がみごとです。

『桜の園』チェーホフの4作品の中でもっとも完璧なものと言われているそうです。
たしかにチェーホフの戯曲スタイルが一番まとまっているように思います。
ここでも変化による絶望と滑稽ともいえる希望がバランスよく置かれていました。
ただ、ストーリーの楽しみは他の作品に譲るような気がします。
チェーホフはさらに短編を読んでみようと思います。
今回読んだいずれの戯曲も短いわりにじっくりと味わえるものなので是非みなさんも読まれてはいかがでしょう。
普通の小説と違う、極上のエンターテイメントを楽しめます。

おそらくは、いずれ舞台も見ることになると思います。
どうやらチェーホフが演劇世界に誘われるきっかけになったようです。

[本▼▼▼▼▽]
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2005.08.14 | 本  | トラックバック(0) | コメント(2) |

こんばんわ!
チェーホフということで来てしまいました。
元々日本で演劇の仕事に関わっていたので、チェーホフ4大戯曲は何度も読みました。
私は「ワーニャ伯父さん」が好きです。だいぶ前に東京乾電池が4作品上演しましたが、ト書きも含め全て戯曲どおりにです。それは大変すばらしかったです。柄本明さんは今でも時々「煙草の害について」の1人芝居をされてると思います。機会があったら是非ご覧になってはいかがでしょう。オススメです。

2005.08.17 23:04 URL | ボウケン #- [ 編集 ]

ボウケンさん、コメントありがとうございます。
演劇の仕事をされていたんですね。
チェーホフを舞台で見れたらどんなにすばらしいだろうと、読みながら何度も思いました。
いつか必ず見たいと思います。
そのときは4大戯曲のどれを見るか迷うところですね。
結局、全部見てしまいそうですが。

2005.08.18 20:51 URL | uota #ogz9v/Dw [ 編集 ]












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