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夜のピクニック


恩田作品を読むのははじめてです。
どんな人なのだろうという好奇心からだったので図書館で借りようと思ったところ、予想を遥かに上回る予約数。
こんなに人気のある人だとは知りませんでした。
仕方なく、知っている人が持っていたゲラ原稿を借りて読むことにしました。
ゲラはサイズがB4ぐらいの裏表なので結構読みにくくて、なんだか仕事をしているような気分でした(笑

さて、内容のほうですが、『夜のピクニック』というタイトルから想像していた明るく元気というよりは、もう少し重みのある内容で意外でした。
夜に学校行事として歩いているのは間違いないのですが、歩くことよりも日ごろうやむやにしていることを考え話し続けることが主題になっています。
融(とおる)と忍の男二人組、貴子、千秋、利香の女3人組の会話を中心に物語が構成されています。
それにしても、思ったよりもはるかにいろいろなシチュエーションや話題が盛り込まれていて、作家というのはすごいなぁと変に関心してしまいました。
ただひたすら歩くという状況設定だけでこれだけのストーリーをつくれるのはさすがですね。
「Q&A」は読んでないのですが、人の会話だけでストーリーを構成する手法に通じるものがあるかもしれません。
読後の率直な感想としては、女性の読者に人気があるんだろうなということ。
男はなかなかなじめない世界でしょう。
恩田氏が書く男性像も女性から見た男性像という気がしました。
個人的にはこういった女性ならではの世界はかなり辛いものがありますね。

歩行祭同様に正直苦しい読書でした(笑
恩田作品はこれでおしまい、かな。

PICT8629.JPG
↑ゲラ
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2004.08.22 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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