FC2ブログ
amazonへ

絲山秋子

花ちゃんは、「麻亜麻二十ニレは上衣一着に値する」という、自分でも意味不明の言葉が頻繁に頭を過ぎる。
ときどきいろいろな男たちの会話も聞こえてくる。
その花ちゃんこと花田となごやんこと蓬田司(よもぎだつかさ)の精神病院からの逃亡生活。

それぞれに理由もわからず病気になり、病院に閉じ込められた薬漬けの生活から逃げたいばかりに、あてもなく逃げ出すというお話。
そのあとは、勝手放題のちゃめちゃ九州ドライブ。

これって何だろう?
絲山秋子流に現代社会を映した青春物語?
前作もそんなところはあったしな。
束縛から解き放たれた自由への逃走ってところでしょうか。
著者が方言に固執しているのも、失いそうな自分らしさへのこだわり提案のひとつなのかも。
今の時代、いろいろなしがらみや障害も多いから、そんな気持ちもわからなくではないか。

なんとなく小説の勢いをかって読んでしまうような本でした。
だからなんだということですが、ごちゃごちゃ考えないで元気に行こう!?
なんでもいいからすっきりしたいときにお薦め。
スポンサーサイト



2005.05.05 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://slowfish.blog9.fc2.com/tb.php/4-9b88110c