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孔雀の羽の目がみてる<br />

蜂飼 耳

何の前知識もなく読んだのですが、ひさしぶりに言葉の美しさ、文章の美しさに触れたような気がします。
日常何気ない瞬間をこんなに豊かに表現できる人がいることに驚かされます。
大げさではなくて、言葉が紡ぎ出すものの可能性をあらためて感じました。
エッセイでこんなに伸びやかで豊かな情景が感じられるものには出会ったことがありませんねぇ。
極上のエッセイ、それも若い感性で書かれている読みやすい珠玉の作品集です。
五感をこれほどまでに感じるものもないかも。
日常がこんなに輝いて見えるなんて只者ではないですね。
最近の若手女流作家が決して届かない世界にいるような気さえします。
作者は30歳そこそこの、中原中也賞を受賞した現代詩界のホープだそうですが、決して堅苦しくなく、どちらかというと読みやすいです。

こんな風に見て感じられて書けたら、きっと人生が10倍楽しいだろうなと思います。
すばらしい。
白水社もいい仕事してますなぁ。
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2004.10.09 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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