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14歳からの哲学―考えるための教科書

池田 晶子

数ヶ月も待ってやっと手元に届いた。
図書館ではかなりの人気本のようだ。
すでに「41最からの哲学」なんていう本もでていますね。

こんな本を14歳で理解できたら、それはそれで末恐ろしい。
それこそ何を考えてるかわからない人に見えてしまうのでは?
確かにわかりやすく伝えようという努力はされているのだけれど、やはり哲学はむずかしいというのが正直な感想。
これを読んで現実のいじめがなくなったり、暴力がなくなったり、自殺がなくなったりするとは考えにくい。
どちらかというとそういう子を持つ親の、子供に対する願望のようなものがこの本をベストセラーにしたのだろう。
購買層は14歳ではなく、41歳と見ました。
思想華やかしき全共闘以降のなにも考えないで大人になった世代向けの本なのだと思います。
かくいう私もその世代に属するわけですが。

内容は「考える」ことが自分の存在であるということから始まり、言葉や身体、死、他人、社会などをどうとらえればよいかが説明されています。
このあたりは、普通の哲学ですね。
そして、自分を愛し大切にすることについて繰り返し書かれていました。

「存在する」ということは、奇跡だ。存在する限りのあらゆることが奇跡であり、したがって謎なのだという絶対の心理を手放さないのであれば、君は、これからの人生、この世の中で、いろんなことがあるけれども、悩まずに考えていくことができるはずだ。そのためにこそ、人間には、考える精神があるんだ。

この言葉はなかなか感動的でありました。

しかし。この本を月曜日の憂鬱な通勤電車で読むというのもなかなかの醍醐味でした(笑
先日見た「イノセンス」のことをちょっと思い出したりもしました。
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2004.11.03 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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