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高 行健

『霊山』がもっとも大切な蔵書の1冊になっている高行健の新作。
今回は短編を集めたものだということで、さほどの期待もせずに読みましたが、やはりこの人の書く小説はいい。
何がいいのかうまく説明できないのだけど、いずれも深い余韻を残す。
それは、白昼夢や蜃気楼を見ていたような後味。
さまざまな心の揺れを描いたものなので、明快な結論がないとも言えるかもしれない。
ストーリーなどなく、言葉そのものに美しさや可能性を感じるようなところもある。
難解なものではなく、平易な表現の連なりが特別に感じるところがこの人の才能なのだと思う。
高行健(ガオ シンヂエン)、好きな作家です。

[本▼▼▼▼▽]
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2005.08.03 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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