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ピーター・アトキンス

 1.進化
 2.DNA
 3.エネルギー
 4.エントロピー
 5.原子
 6.対称性
 7.量子
 8.宇宙論
 9.時空
10.算術

1737年にガリレオの亡骸から切り取られた右手の中指が今でも残っているのだそうだ。
アリストテレスまでの考え方を一新し、近代科学の夜明けをつくったことに敬意を表して本書のタイトルはつけられています。

あとがきによると、『利己的な遺伝子』で有名なリチャード・ドーキンスが、科学者でノーベル文学賞を取るとしたら、このピーター・アトキンスだと絶賛しているといいます。
まさに言いえて妙。
これほど難しい論理の数々を平然と説明してのける力は並大抵のものではないと思います。
科学の視点で世界を見てみたいという文系の人にうってつけの1冊です。
鏡の向こうにあるもうひとつの世界を見ているような気分にさえなります。
思考の構造自体が自分にはないものばかりで圧倒されます。
今までの人生は片目で世界をみているのと同じなんでしょうね。
世の中の事象をこんな風に見られるなんて、人生を二度楽しむようなものかもしれません。
それにしても、このわくわくするような知的興奮はなんでしょう。
量子のあたりになると、近代科学の成果に歓声を上げたくなります。
現代でもっとも重要だし、すべてにおいて検証されているのに、誰にも説明できないものがあるなんて。
科学者が研究に没頭していく気持ちの一端がわかりますね。
とはいうものの、やはり物理学や化学の話ですから、内容の詳細に触れるのはむずかしいです。
ピーター・アトキンスに言わせると、抽象化して一般化することが重要ということになるようですが、この抽象化を説明することなどとてもじゃないけどできません(笑)
説明されてぎりぎり雰囲気がわかるというところまでかな。
それでもおもしろいのですから、たいした本です。
結局、買って手元に置いておくことにしました。
質量、電子、時空、量子、素粒子、などなど、聞いたことはあるけどよくわかってない科学の基本的な用語を知っておくだけでも世の中が違って見えるような気がします。
現代科学の根本を抑えた本として何度か読み返したいと思います。

「ヴォイニッチの科学書」の公式サイト
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2005.07.30 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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