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アントン チェーホフ

映画『可愛いリリィ』が『かもめ』をベースにしていたので、その場面が重なりながらの読書になった。
ここには二人の作家と二人の女優が出てくる。
それが、現在と未来でそれぞれに描かれます。
自分の存在理由を誰かに依存して、裏切られていく人。
存在理由を持ちたくて夢を追い現実にぶつかる人。
夢を実現しながら、満足を得られない人。
そこには競争心やエゴ、願望や挫折がうずまく。
人間とはなんと自分勝手でいつまでも満たされない欲の塊なのだろうと思う。
それに傷つく生き方もあれば、踏みしめていく生き方もある。
とらえ方は人さまざまなものになるのだろう。
一人の人間の多様性や可能性を見ているような気さえしてくる。
この本はもう一度読んでもいいかもしれないです。
読めば読むほどに味が出てきそう。
最初不評で後に代表作として評価されたのもその表れなのかもしれません。

それにしても湖のある風景はなんとここちよいことか。
ロシアにありながら、のどかな夏の田園をイメージする作品。
チェーホフの喜劇と悲劇のブレンドが絶妙でした。
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2005.07.12 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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