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アレクサンダー・ペイン

丈夫なカベルネ種より繊細なピノ・ノワールを愛する中学校の国語教師マイルス。
1週間後の結婚を前にしたジャックとカリフォルニアのワイナリーを巡るドライブに出る。
人生の希望を忘れかけている作家志望のマイルスと何につけても楽観的で女癖の悪い旬を過ぎた役者ジャック。
生き方も境遇もまったく違う二人だけど、親友ってこんなものだと思う。
なくてはならないけど必ずしも同じであるとは限らない。

たった1週間の車の二人旅なのですが、傷心と希望をごちゃごちゃにしたような人間味溢れる映画でした。
夢と絶望がだんだん悪いほうに近づいて、折り合いをつけていくような情けないストーリーです。
なにかいい答えがあるわけでもなく、人生ってこんなものかなと思えるような、そんな映画です。
エンディングだってどこにも幸せになる保証なんてない。
でも、きっといいことがあるに違いないと思わせるところが人生そのものかな。
ワインの薀蓄がちょいと鼻につくところもありますが、ワインの話しが織り込まれることにより人生のちょっとした機微が発酵作用と同じように思えてくるから不思議です。
ワインと人生を重ね合わせるところは作品に深みも出てうまいシナリオだと思います。
現実の厳しさ、ユーモア、友情、いずれをとっても大人の映画として出色の作品です。

それにしてもこの映画、脚本とポール・ジアマッティでもっているような気さえします。
「アメリカン・スプレンダー」はちょっと極端だったけど、あれとかなり近いテイスト。
より一般受けするように丸く磨いたという感じでしょうか。
「アメリカン・スプレンダー」がなければこの映画もなかったような気さえします。

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2005.07.09 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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