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芙蓉鎮

チャン・イーモウ

中国に詳しい人にとてもいいからということで薦められた映画
謝晋(シエ・チン)監督の代表作のひとつであり、3時間にもおよぶ大作です

文化大革命の3年前の1963年から1979年ごろ、階級闘争の華やかしころの中国の芙蓉町
米豆腐の店で汗水流して得た富も新富農と批判され、平等の名のもとに貧しさを押し付けられる
まさに革命のもとに自由をまったく奪われてしまった社会
貧しいもの同士がお互いを傷つけ合わざるをえない社会の構造が痛ましい
そこには賄賂とごますりによる権力抗争があるだけ

物語では主人公フーユーイン(胡玉音)と政治工作班のリークォシャン(李国香)という二人の女性の人生が対照的に描き出されています
反体制とされたユーインは石畳を掃除するだけの労働を強いられ、一方のリーは党の幹部としての自らの地位に振り回される
立場こそ違え、そこには時代に翻弄される民衆の姿が
それにしても中国というのは変化対応能力が異常に高い国だとあらためて痛感しました
歴史を見ればわかる話ではありますが、中国の人は私たちの想像を遙かに越えるしたたかさを持っているようです
どうしてあれほどに政治的な価値基準が変わって平気なのか
その支えになっているのはいったい何なのだろう
イデオロギーや政治体制など物ともせず生きていく執念のようなものを感じます

当時の中国の姿がよくわかる映画でした
共産主義中国の歴史を知るのにとてもよい作品だと思います
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2004.07.17 | 映画 | トラックバック(1) | コメント(2) |

どうも、こんにちは~。寅さんのブログから飛んできたものです。「芙蓉鎮」ですよね、チャンイーモウ監督の作品ではなく、謝晋(シエ・チン)監督の代表作です。中国では、チャンイーモウらが第五世代の監督と呼ばれているが、謝晋(シエ・チン)監督は第3世代監督に当たります。第三世代の大御所的な存在ですよね。

ご参考まで。では、では~

2005.08.08 22:08 URL | onair #o/PXu/q6 [ 編集 ]

onairさん、ありがとうございます。
思い込みって怖いですね。
チャンイーモウだとばかり思っていました。
謝晋(シエ・チン)監督なんですね。
早速修正させていただきます。

2005.08.09 19:45 URL | uota #ogz9v/Dw [ 編集 ]












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ハズレの街、当たりの街

2005.08.08 17:27 | 野良人inチャイナ