FC2ブログ
25時 スペシャル・エディション

スパイク・リー

足を洗った麻薬の売人モンティは、ある日タレコミによる家宅捜査を受け麻薬所持の現場を押さえられる。
翌日の刑務所収監を前に、恋人のナチュレや幼いころからの親友でトレーダーのフランク、高校教師のジェイコブとの別れの時間を過ごす。
そして、父親に見送られる最後の時間。
迫りくる恐怖を静かに迎え入れるための時間が確実に刻まれていく。
運命の罠に囚われ、その恐怖から逃れられないモンティの姿がみごとに描かれています。
そしてそこに、最後までアメリカに受け入れられなかったスコットランド移民の悲しみが重なります。
人生を踏み誤り、行き場のない悲しみに囚われる男の姿が心に沁み入る作品です。
エドワード・ノートンの感情を抑えた名演に引き込まれました。
まわりの配役も過剰な存在感はなく必要最低限の言葉だけ。
それがまた、置き所のない気持ちをとてもうまく表現してました。
途中9.11テロで崩壊した跡地も現れ、今のアメリカの喪失感を描いた傑作と言っていいのではないでしょうか。
上質なアメリカ映画としてとても楽しめました。

25時オフィシャルページ
スポンサーサイト



2004.09.12 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://slowfish.blog9.fc2.com/tb.php/196-87562659