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グッバイ、レーニン!


ベルリンの壁崩壊間近の東ドイツ。
デモに参加していた息子が連衡される姿を見た母親が心臓発作を起こし寝たきりに。
その間東西ドイツは統合されるが、意識の戻った母親はそれらの事実を知らないまま自宅での療養を続ける。
急激なショックが死にいたることを伝えられた息子は東ドイツの生活を演出し続ける。

壁が崩壊した直後の変化に乗っていった人と取り残された人々を象徴的に描いた様な作品でした。
自らの生活が西欧化する中で、母親のために消えていく旧東ドイツの名残りを探す姿。
そして、それを知らず西ドイツに亡命した夫との再開を望む母親。
時代に放浪された家族それぞれの姿に旧東ドイツの苦悩を垣間見るようでした。
西と東に分断された歴史は大きな歪みを抱えたまま流れているのですね。
なんともやりきれない喪失感が尾を引きます。
当時の空気と現実の姿をリアルに感じるとてもいい映画でした。
歴史背景を別にしてもすばらしい作品です。
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2004.10.23 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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