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ヴェロニカ・ゲリン


ヴェロニカ・ゲリンはアイルランドに巣食う麻薬組織の撲滅するために、脅しに屈することなく取材を続け、1996年、アイルランドのダブリンで殺された女性記者。
それは、麻薬犯罪を追及し過ぎたゆえに招いた悲劇だった。

まさに、ペンは武器より強しを地で行ったような話です。
裏の犯罪を扱うジャーナリズムの厳しい現実、悪と正義が共存するかのようなきわどさを感じます。
正義と沈黙の選択を迫られたときに人は何をできるのだろうか。
多くの人は沈黙を選びやすいのだろうけれど、彼女は違った。
どうしてそこまでと思わずにいられないが、それが正義感というものなのだろう。
それにしても脅迫に屈しない勇気ある女性です。
主犯者のギリガンに会った場面、信頼する情報屋に命を狙われたことを聞く場面、バイクで追われる場面などのこわさはリアルで衝撃的ですらあります。
圧倒的な恐怖におびえながらも、孤高の正義を貫いたヴェロニカの姿は感動的です。
いや、それ以上に実際の犯罪組織の恐ろしさ感じる映画と言ったほうが、この映画を言い表すには的を得ているのかもしれません。

ダブリンの街を愛し、子供たちを愛する気持ちを貫き通したヴェロニカ。
きっとこういう人が世界を変えていくのだと思います。
勇気を呼び覚まされるような映画でした。
役者陣もみんなよかったです。
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2005.01.10 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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