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クレア キーガン (著), Claire Keegan (原著), 岩本 正恵 (翻訳)

書店の店頭で目にした瞬間にぐっとひきつけられてしまった本です。
硬質な文体で全編貫かれている作品で、それぞれの物語も甘さを許さない話ばかりです。
ここまでストイックだと少し緩みもほしくなりますが、アイルランドの文学というと個人的にはこのイメージがぴったりで、そういう意味では期待通りです。
寒い冬に人の温かさを感じたりもしますが、この手の小説は同じような人の温かさを感じられて好きです。
短文が中心の文体に登場するのは、言葉少ない登場人物ばかりですが、情景描写を含めて行間で語りかけてくるものはとても豊かで、短編集としてもアリステア・マクラウドの『冬の犬』に通じる完成度の高さを感じます。
人間の本質に迫るような話が多くて、短編にするにはもったいない作品が並んでいます。
個人的に好きな小説世界です。

本[★★★★★]
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2010.02.25 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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