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村上 春樹 (著)

そろそろ加熱気味の状況も落ち着いたでしょうか?
まだ、書評等は見ないままなので、ここに書くの内容はあくまでも個人的な感想だけです。
もともと村上春樹は好みの作家ではないので、ややクールな感想になるかもしれません。

ビッグブラザーへのカウンターとしてリトルピープルの存在を仮置きして、事件やできごとの後ろにあって見えにくい社会背景を描いてみせようということなのかと思います。
オウムをずっと取材してきた村上氏のひとつの結論として至ったのが、リトルピープルと見えない集団に表されている社会状況なのだと思います。それはオウムそのものではなくその社会背景ですね。
混沌とした時代にあって、私たちの気づかないところで起こっているの社会構造の変化を物語にして読ませる、それもとてもわかりやすく...これが氏ならでこそできることなのかもしれない。
ただ、これを小説で読まないといけないかと考えると、月が2つで空気さなぎだけでは面白みに書ける。
いずれもどこかの小説に書かれていたように思えてしまう。

今回あらためて村上春樹の小説を読んで感じたのは、むずかしいことをとても簡単に伝えてしまうかもしれない作風。
もしかするとこれこそが氏の力そのものなのかもしれない。読み終わったときに多くの人が気づかないはず変化に気づいてしまうのかもしれない。
1Q84こそが空気さなぎなのかも。作家が作家を楽しんでいる小説とも言えるのかもしれない。

3では、できれば物語と村上春樹が書いている現実の境目がなくなってほしいし、リトルピープルを生み出したところになんとか踏み込んでもらえればと思います。
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2009.11.01 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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