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小池 昌代

小池 昌代さんの本は『井戸の底に落ちた星』につづいて2冊目。この本を読むと、前作を始めての作品として読んだのははずれだったと思います。やはり、彼女は小説で読むべきでした。川端康成賞を受賞したようですが、この賞の価値を高めるに十分な短編集でした。
どの話しも中高年の不安定な気持ちのゆらぎを描いているのですが、怖いようでいてかすかな期待を感じさせる独特の雰囲気がすごくいいです。ディテールも必要最低限をきちんと描いていますし、決して過剰なもはなくほどほど。若くして読むとなんのことだかわからず、暗い小説に感じると思いますが、こういう創設こそが大人の小説と言えるんだろうなと思います。
3編ともなかなか味わえますが、個人的には受賞作ではないですが、サーファーに足しげく通う夫に向けた妻の心象を書いた『波を待って』が好きかな。
映画でいうと、フランソワ・オゾン『まぼろし』に近いようなテイストですね。普通の人生なのに、サスペンスのような感覚を感じさせるところもうまいです。

[本▼▼▼▼▼]
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2007.09.24 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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