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サーズデイ・ネクストの最終巻やそのほかでもやたらミノタウルスの文字を目にすることが多くて、気になっていたところ、偶然TSUTAYAの開発したDVDに同タイトルのものを発見。どうせ怪物ものと思いながらもミノタウルスの一端でも楽しめるならと借りてみました。
先日読んだガルシア・マルケスの『族長の秋』までがミノタウルスをモデルにしているというあとがきを見た日には、否が応でも期待が高まってしまいました。ボルヘスにももっとはっきりしたミノタウルス小説があるそうです。
もともとポセイドンに白い牛を借りたクレタ島のミノス王が約束をやぶって違う牛を返したことからポセイドンの怒りをかい、お后が牛に性欲を感じるようにされてしまい、結果として人と牛の子として獰猛なミノタウルスが生を受けるというお話。
映画のほうはミノタウルスの出生の経緯には触れられず、神である怪物との戦いに焦点があてられていました。もともと化け物退治映画としてつくられているので、そこに不満はないのですが、活劇としての楽しみだけでギリシャ神話らしさが感じられないのはちょっと残念。
ただ、ミノタウルスの閉じ込められていた洞窟が元祖「迷宮」であるとか、ミノタウルス神話のさまざまな方面への波及の一端を垣間見れてよかったです。物語設定が、いろいろは人の創作意欲を掻き立てていることだけはよくわかりました。
望まれないものとして生まれた神の一部としての悪というモチーフは魅惑的ですね。ミノタウルスの造作もなかなかよかったです。

[映画▼▼▼▽▽汁だく]
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2007.07.23 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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