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梅若 猶彦

能楽観世流シテ方である現役の能楽師によって書かれた本です。
入門書とはいうものの本質的なものがいろいろ書かれていたり、他の芸能との比較で書かれていたりと幅広く能楽のおもしろさに触れることができました。海外留学経験が長いことによる客観的な視点も著者の話がわかりやすい理由なのかもしれません。
死者が自らのことを語るという他に例を見ない形式や、言葉と動きのずれ、絶対音感のない能管、能空間のなにもなさなど素人には興味深い話がいろいろ出てきて読み物として思った以上に楽しめました。
よくよく考えてみれば、大陸から伝承されたものでない日本独自の文化というのはそれほどなく、能楽を知り日本独自の文化を後世に伝えていけることはありがたいことです。そういう意味からも無形世界遺産となっている能楽に対する興味は尽きません。
能の本を読むとなぜか心が静まります。自分自身その訳を知りたくて能楽関連の本を読んでいるところはありますが、その疑問はいまだ解消しないまま。少しずつ答えに近づいているようであり、わからなくなる一方でありという判然としない気持ちです。いずれ実演を見たときに答えが得られるようにもう少し関連書を読みたいと思います。

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能楽師の身体の内面性の深い部分を触発させ、「幽玄」や「妙」をつくりだすための内的な原因は、「無心」や「妙」や「安位」です。


[本▼▼▼▼▽]
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2007.06.02 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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