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小林 秀雄

思うところあって、小林秀雄を少し読んでみることにしました。学生時代に少しかじったものの何のことやらよくわからず挫折。文芸なるものを多少嗜むようになったころあいを見計らっての再チャレンジです。
最初のほうには小説家を目指していたころの作品が収録されていますが、正直どうもよくわからない作品です。その後に続く評論文を読むと、小林秀雄自身の才能の問題というよりも小説そのものの可能性を見出せなかったのかもしれないとさえ思われます。それほどまでに散文という完全な自由を手にした小説の前途を悲観していたのかもしれません。いずれにしても小林秀雄が批評家という食い扶持を見つけられてよかった。
専門のフランス文学を中心とした文芸批評をはじめとして、哲学、歴史、クラシック音楽、絵画、写真、はては映画にまで至る造詣の深さには恐れ入ります。今のジャンルでいうと人文ということになると思いますが、最近の自分の関心に近いところもあり、久しぶりにとても楽しい時間をすごせました。
ただ、いまだ当時の事情を知らないせいか理解できないところも多く、中で触れられていた本を読んだ上でまたいつか再読しないといけないようです。これを機会に小林秀雄の著作を読破してもいいなと思いました。
『喋ることと書くこと』の中で散文として手を抜き始めた小説は、リアリズムでいずれ映画にその座を譲るという言葉が印象的でした。

[本▼▼▼▼▼]
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2007.05.27 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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