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アラン・コルノー

1920年のアイルランドを舞台にした作品です。イギリスからの独立闘争を描いたものかと思っていたら、イギリスとの和平条約を受け入れるかどうかをめぐるアイルランド人同士の確執をテーマにしたものでした。国の行方を決めるほどの決断を迫られたときに、それが大きければ大きいほど人々の考えを一致させるのはむずかしく、多くの犠牲が伴うのだと感じました。
単に戦争は犠牲は伴うというものだけでは片付けられない問題を含んでいるところがこの映画の見所だと思います。民族自決をどこまで求めるかとというときに、可能性追求と妥協の接点を見出すことは困難なことのようです。
この映画はそれを二者の対比で見せているのですが、結末はあまりにも無情で、個人的にはこれをよしとする気分にはなれないですね。ただ、キリアン・マーフィ演ずるデミアンの表情は忘れられないです。民族自決の問題よりも、他者に犠牲を強いた自らの信義こそがこの映画のテーマ。環境により結果として貫かねばならなかった信義にデミアンの悲哀を感ぜずにはいられません。
この映画を見ているときに、IRAを描いたものとして『プルートで朝食を』を思い出していたのですが、あの主人公もキリアン・マーフィだったことに終わってから気がつきました。キリアン・マーフィはなかなか侮れない役者ですね。

[映画▼▼▼▼▼]
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2007.04.28 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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