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白洲 正子

能というとどうしても近づきがたい印象があります。おそらく鑑賞する側までが形式や決まりごとに縛られて、楽しむという気持ちをわすれてしまうから。わかりやすいこの本を読むとその感を強くします。
白洲正子という人は、理屈の人ではなく感性の人なのだと感じました。いいものはいいでよいではないか、理屈はあとからついてくるという声が聞こえてくるような気がします。なによりもこの本を読むと能を見たくなることがその証。
1957年に出されたごく薄い本でありながら、能のなんぞやということがするすると入ってくる名著だと思います。50年前に書かれたと思えないほど生き生きとした文章は白洲さんならではだと思います。この人の文章はとにかく美しく読みやすいです。本には写真も多く掲載されていますが、これと文章のバランスもとてもいいですね。実用書といってしまうにはしのびないほど完成度が高い本です。だからこそ読み継がれてきたのだと思います。    BOOK20
彼女は海外生活の経験を持ち、幼いころから自ら能を舞っていたそうです。そんな彼女が能に興味を持った最初のきっかけは能面だとも聞きましたが、この本を写真を見ているとその気持ちもわかる気がします。能面から入るというのもなかなか的を得ているのかもしれません。私も、「人を隠し」、「人に生かされる」中間の表情をもつ能面の美しさにすっかり心をとらわれてしまいました。
能に興味をもつ人、日本の文化に興味を持つ人への入門書としてはおすすめの一冊です。

[本▼▼▼▼▽大盛]
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2007.04.28 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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