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橋本治(文)、岡田 嘉夫(絵)

テレビで放映された京都南座顔見世大歌舞伎の「義経千本桜」を見るにあたって、そもそも義経千本桜とは何ぞやという疑問から読みました。義経は小学校のころに子供向け伝記を読んだぐらいです。
もちろん歌舞伎風のイラストにも興味があったのですが、こちらはちょっと期待はずれ。複雑なモザイク模様のようなイラストは伝わるものも少なくてちょっと興を削がれました。一方、橋本治の文はわかりやすくて『義経千本桜』のすべてがわかったような気になってしまいます。それもよくないのですが、とてもコンパクトに整理されているのでほんの30分もあれば「義経千本桜」の5段がおおよそつかめます。
「義経千本桜」は義経に壇ノ浦で滅ぼされたとされる平家の知盛(とともり)、維盛(これもり)、教経(のりつね)などが実は生きていて、義経に復習を企てるというお話。義経が争いごとをなくしたいばかりに死体を見ぬまま死んだとついた嘘が裏目に出てしまうわけです。吉野に住むならず者いがみの権太の悲劇や佐藤忠信になりすます狐忠信の親を思う人情話も彩を添えています。
藤原朝方の策略により兄頼朝からも見放され、良かれと思って救った平家からも狙われるというなんとも悲しいストーリーなのですが、義経のやさしさにふれると救われていくように感じるところが味わいどころなのでしょうか。義経自身の流転の人生が不憫であればこそ、まわりに慕われおだやかな世界を呼び込むようです。

1段目「大内」「北嵯峨庵室」「堀川御所」
2段目「伏見稲荷」「渡海屋」 「大物浦」渡海屋銀平実は平知盛
3段目「椎の木」「小金吾討死」「鮓屋」 吉野ですし屋で維盛をかくまう権太一家の話
4段目「道行初音旅(通称吉野山)」「吉野蔵王堂」「河連法眼館」 吉野を管理する河連法眼 初音の鼓の狐忠信
5段目「吉野山中」藤原朝方は平教経に、その教経は佐藤忠信に討たれ

義経千本桜

<覚え>
三大名作 『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』
     『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』
     『義経千本桜』

[本▼▼▼▽▽大盛特]
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2007.03.24 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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