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アンドレイ・タルコフスキー

いつかは見ようと思っていながら後回しにしてきた『ノスタルジア』。i-PodG5購入をきっかけに移動時間を使って見ました。さらに自宅に戻ってもう一度。
冒頭の霧の仲の印象的な場面から一機に引き込まれていきます。迷宮への入り口に立ったような気分。しばらくは男と女がどういう関係で何を目的にイタリアに来ているのかさえもわかりません。
計算されつくした動きとカメラワークが鼻につくところもありますが、それを引き換えに得られた映像の美しさを思うと納得せざるを得ないのかもしれません。すべての場面がポストカードにできるほど美しいですね。写真のように場面場面が見るものに語りかけてきます。加えて音の使い方もとても印象深いものがあります。
ただ、映像や音の美しさはあくまで与件的なもので、タルコフスキーの真髄は精神世界を映像化しているところにつきるようです。彼の表現手法や言わんとしていることを1作見た程度で判断するのは尚早で、ネットに紹介されているおびただしいコメントも参考になりますが、それを読み取るにも自分の理解が足りなさを痛感します。もう少し自分の目で見て感じ取るしかないようです。
イタリアという異郷は何をもたらしたのか、詩人ゴルチャコフ、通訳エウジェニア、狂信者ドメニコという三人の関係は何か、聖水にも羊水にも浄水にも感じられる水は何を表現しているのか。
『ノスタルジア』はタルコフスキー自身の拒絶された思いと救済したい思いが入り組んだ「望郷」。ロシアと自由世界をつなぐ願いが込められた作品でした。
あらためて言うまでもなく、映画史に残る監督であることは間違いないですね。彼の作品を何本か見ていきたいと思います。

<覚え>
『アンドレイ・ルブリョフ』(1966)

映画[▼▼▼▼▼]
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2007.03.03 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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