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ロバート・J・フラハティ

この映画は、先日読んだ梨木香歩の『水辺にて』の中でふれられていたものです。昨年読んだJ.M. シングの『アラン島』がとてもすばらしくて、年間ベストに入れようかどうか迷ったぐらいアラン島に入れ込んでいただけに、居ても立ってもいられずレンタル店に走りました。
いくつかあたったレンタル店のうちで在庫があったのは渋谷のTSUTAYAで、それもビデオだけ。さすがに観る人も少ないようです。さっそく借りてDVDに焼きました。
ほとんどドキュメンタリーといっていいと思いますが、1年以上に及ぶ長いロケで撮られたフィルムを編集しているので、編集自体に人の手を感じるかどうかは微妙なところですが、それでもすばらしいドキュメンタリーだと思います。当時からさらにさかのぼる過去の事実を多少脚色に使っているというところもよしとしましょう。
内容は『アラン島』を読んだときに想像していたとおりのもので、ほとんど海上に隆起した岩棚と言える土のない島で、海草を敷いたほんの少しの畑から取れるジャガイモと荒れる海で取ったわずかな魚で暮らす島民の姿が心を打つものでした。ウバサメの漁についてははじめて知りましたが、この映画でもっとも印象的な場面のひとつでした。
最近環境問題が話題になることが多いですが、自然と共存することはこういうことなんだろうと思います。人が自然と対峙し科学の力で克服しようとした気持ちもわかるというものですね。それでも自然と共存しようとすることは必ずしも容易いことではないと思います。きれいごとではなく生死さえ自然に委ねることなのかもしれません。
自然をコントロールするのではなく、ほんとうの意味で共存できるかどうかが、神をも超えた人間に課せられた宿命なのだと思いました。

[映画▼▼▼▼▼]
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2007.02.12 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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