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イアン・ブルマ、アヴィシャイ・マルガリート (堀田江理訳)

これはなかなかおもしろい本でした。オリエンタリズムの双子の兄弟ともいえるオクシデンタリズムという考え方で現代の分断された世界を読み解いているのですが、思いつきそうで思いつかず、あたらずも遠からずという興味深い論旨を持った本でした。
今の世の中を反米というくくりで説明することは簡単なのですが、一極的なものの見方に対する疑念がふつふつと沸いてきました。宗教や思想、グローバリズムというものに論拠を求めた国際問題が必ずしも正しくないのかもしれないという思いにとらわれます。これは知的な興奮を覚える刺激的な体験でした。
ビン・ラディンとエジプトの関係、ジハードの真の姿、特攻隊の実像、ナチスの背景、ユダヤ人問題、ドストエフスキーの思いなど、目から鱗の視点がとても斬新でおもしろく興味深いないようでした。
国際社会を不安に陥れるテロリストたちの思いを知るためにとても有益な本だと思います。テロリストたちの気持ちに立って世界を見られる本です。
科学至上主義と功利主義により快楽のみを追求する西洋(アメリカ、イギリス、フランスなど)に対する敵対心が消えることはないのかもしれないと思いながら読了。

[本▼▼▼▼▼]
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2007.02.08 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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