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森見 登美彦

『太陽の塔』のときの印象とさほど変わらないのだけど、何かがこなれてとっつきやすくなった印象。これなら女性でも楽しめそう。下宿学生の汗臭さのようなものが社会のフィルターを濾されたのかも。
森見さんの小説はストーリーというよりも、文章表現に独特のおかしさに楽しみがある。言葉やフレーズの使い方にひっかかるものが多い。こんな奇妙な文章を書ける人はめったにいない。日本語を楽しんでいるような気分にさえなる。登場人物たちも善悪ともにとぼけまくっていて変な人のオンパレード。理数系のボケは文系には及びもつかない。まじめになればなるほどずれるおかしさ。シリアスなものなどどこにもない。
鯉が飛ぶところや古本店を走り回る様子など、ほかでは得がたい摩訶不思議な映像が脳裏に残ってしまうのもこの人ならではかな。
誤解を恐れずに言うなら、秋葉原的オタクな登場人物たちが活躍する小説です。リアリティよりもヴァーチャルなゲーム的恋愛小説かな。

[本▼▼▼▼▽]
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2007.02.06 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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