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石田 徹也

これはすごいオリジナリティです。一見は消費社会、管理社会の現代で歯車のごとく生きることを風刺したようなものに思えます。風刺というよりも作者自身もそれに押しつぶされかけているといったほうがより近いかもしれません。
ただ、それが悲壮感だけかというとそうでもなく、現実をデフィルメしたりコラージュしたりして、一般のパロディとはまた違った独立した新しい価値をつくりだしているような印象です。現実を分解して再構成することによって本質に近づいているというほうが正しいのかもしれません。見ようによっては決してネガティブではなく、現状のおかしさをポジティブに昇華しているようにさえ思えます。
追認や妥協ばかりでなく批判的な視点が芸術に欠かせないものということをあらためて感じさせる画集です。若くしてなくなられたようですが、この人が商業的に成功していればどんな仕事をしたかと思うと悔やまれますね。クリティカルな視点が現代社会に与えた影響は単なる批判を超え、より大きな価値になっていたように思います。

[本▼▼▼▼▽大盛]
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2007.01.20 | 本  | トラックバック(0) | コメント(2) |

こんばんは、
石田さんの作品、去年でしたかNHKの番組「新日曜美術館」で特集されているのを見ました。
端的に、正面からえぐられるようなその描き方と、若くして亡くなってしまったことが、見ていて少しつらい気持ちにもなってしまいました。
今だからこそ、こういう絵をもっと描いていて欲しい。とも思うのですが、ここまでえぐった絵画は本人の犠牲の上に成り立つものでもあるだけにそう思うことがとても複雑です。

2007.01.20 23:15 URL | nyu #- [ 編集 ]

自己犠牲と思うと辛いですよね。普通目を向けないところを見る楽しみを持っていたと思いたいところです。
実際私自身は「辛さ」よりも「創造力」に石田さんの輝きを感じているので、たぶんご本人もそうだったと信じたいのですが。

2007.01.21 06:53 URL | uota #ogz9v/Dw [ 編集 ]












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