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梅原猛

『森の思想が人類を救う』というタイトルがいいですね。哲学的ではなくネイチャーな自然科学のイメージがあります。
要は縄文以来の日本人の思想を考えたもので、神道、仏教のそれぞれの起源などについてもわかりやすく書かれています。変に手を抜かずいて、これほどわかりやすいものもないのでは。梅原さんはやはり頭がいい人です。
書かれてあることに知っていることも多いですし、いくつかの講演を章立てにしている関係で重複しているところも多いのですが、考えさせられることがたくさんありました。いままでばらばらだったことに一本の筋が通ったようでもあります。
とてもいい本です。宗教や思想を考える上での指針を示されたような気がします。

日本の神道のバイブルは『古事記』
日本の縄文は本来土器を持たない狩猟文明に反する高度な狩猟文化
神社には必ず森がある
日本の律令以前の縄文からの思想の根幹は平等と再生
アミアムダブツとナンミョウホウレンゲイキョウ
日本の階層移動はヨーロッパのどの国よりも激しい
マルクス主義は自己の中にある憎悪を克服していない
ニーチェは近代ヨーロッパ社会の原理そのものを批判
21世紀の人類の危機は、核戦争の危機、環境破壊の危機、精神崩壊の危機
宗教な最終発展段階は一神論と言われる、日本の多神教にこそ可能性がある
大乗仏教は空の思想をその思想の根底におき、空の思想を説くのは般若経典
日本の国土の67%が森林で、そのうちの54%が自然林。これは世界でもめずらしい
日本はいたずらに経済力のみを所有している精神の低い国
近代文明を指導したデカルトやベーコンは自然を克服する技術を持とうとする思想
行基は民衆に仏教を広めた人、木彫仏を日本に広めた人でもある可能性
日本で一番はやったのは密教、密教の仏は大日如来、大日如来は太陽、つまり密教ではお釈迦さんは人間ではなく自然
DNAは人間にも自然にも同様にある、違いはない

[本▼▼▼▼▼]
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2007.01.22 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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